昨年後半から、ウツ傾向な人を家族にお持ちの方やご本人がウツ傾向になりやすい。
と言う相談が多くなりました。
で、たどり着いたキーワードが 「セロトニン」 インターネットで調べると。
「セロトニン」という名前を聞いたこと、ありますか?
セロトニンとは、最近、健康を扱ったテレビでもよく取り上げられるようになったホルモン
の一つで、主に「安らぎ」を与えてくれるホルモンと覚えていただいてもOKなぐらい、
心や体のお休みにとても深く関係するホルモンです。少し難しくなりますが、
もう少し詳しくご説明すると・・・脳内の神経伝達物質のひとつで、必須アミノ酸である
トリプトファンの代謝過程で、脳の中にある「ほうせん核」で生成されるもの。
ほかの神経伝達物質であるドーパミン(喜び、快楽)、ノルアドレナリン(恐れ、驚き)
などの情報をコントロールし、主に精神を安定させる働きをしてくれる物質。
セロトニンが不足すると感情にブレーキがかかりにくくなるため、
ストレスを強く感じたり、うつ病になりやすいなどといったお話も。
また、代謝を経て、メラトニンという睡眠リズムに関係する物質にもなるので
やっぱり一言で「安らぎのためのホルモン」と称してしまいましょうか。